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兵庫県立芸術文化センター

ヴェルディ・レクイエムの仲間たち

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佐渡監督とのレッスンでの注意点と立ち座りのタイミング

注意点:No1 Requiemの「28小節〜55小節」とNo7 Libera meの「132小節〜170小節」までのアカペラの所は暗譜して下さい。

No1Requiem

[7] 男声、Requiemの前に「u」を入れるようにして、心からの祈りを表現する。
[9] 女声、もっと弱い声で、かつ深い声で祈りを・・・
[11] 全員、永遠に続くかのようなデクレシェンドで祈り、最後のnamの所の「m」の響きに祈りを込める。
[15] ソプラノ Domineの「mi」のDisのテンションを落とさない。
[17〜] 神の光が降り注ぐ・・・
[23] アルト クレシェンドする
[24] ソプラノ クレシェンドする
[25] バス デクレシェンドする
[28〜35] 極めてドイツ的に重々しく、柱が1本ずつ建って行くようなイメージ。どのパートもアクセントを全ての音に付ける。
[36] テナー 「votum in」のPPPでスタッカートが浮き出るように「誓って」歌う。
[39] 女声 ここからのクレシェンドが呼び水となる。
[40] 男声 テナー(ド)バス(シb)の響きを味わうようにクレシェンド。
[41] 全員 広がりをもったクレシェンドでフォルティッシモに持って行く。。
[44] 全員 フォルティッシモのまま歌いきる。
[45] ソプラノ 柔らかな絹ずれのような音色で歌い始める。
[50] テナー 入りに注意。佐渡さんをしっかり見る。
[72〜74] アルト ソプラノ バス クレシェンド
[75] 全員 現実味をもった音色でクレシェンド。オペラの世界に入って行く。
[95] ソプラノ 歌い始めからフォルテッシモで。
[97〜] 全員 スラーが付いているが、切らないようにしながら、はずんで歌う。
[115〜] テナー 3連符全てにアクセントを付けてトランペットのように。
[128] アルト&テナー Christeとeleisonのそれぞれの単語の固まりを意識する。
[132] 気分を変えて豊かに「PP」で響かせる。[134]はそのエコー「PPP」

 

No2 Dies irae 

[46] 全員 うねって「FF」
[64][68][72] は、松葉マークで、まん中を膨らませる。
[78〜81] 全員 おののいて凍り付いたように「息だけで」
[82〜] 全員、響きを加えて声にする。
[89] subPPPに弱める。

[117] Tubaからバスのパートをテナーも一緒に歌う
[119] Tubaのソプラノのパートをアルトも一緒に歌う
[124] アルト&テナーは4拍目で元のパートに戻る。(各自上手に戻れるように練習しておいて下さい)
[128] バス 張りの有る声で。
[138〜139] 木管とヴァイオリンの64分音符の上行形を感じて歌いきる。
[261] 全員 怖れてまん中を膨らませる。

[322] バス Rexの「R」は15回巻いて!!コントラバスとクラリネットの装飾音符合わせて先出し。パワフルに!!
[324] テナー はホルンの響きとともに「怖れおののいて」
[326] バス テナーにおかまい無しに、もう一度「R」を15回巻いてパワフルに!!
[348][350][352] 全員 32分音符を厳しく。鋭く。
[364] 全員 ソプラノソロがHiCに向かう所は、少し弱く歌い出し、[365]の3拍目ぐらいから急速にクレシェンド。
[366] 全員特にソプラノ FFで力強くうねるように。
[380〜] 全員 思いを込めて慌てないで座る。

[573] 全員 1拍目のジャン!でスッと立つ。
[609〜610] 全員 クレシェンド
[610の3拍目] mfからデクレシェンド
[611の3拍目] Fからデクレシェンド

[641] 女声 マリア様になった気分、慰めるように
[643-644] 女声 parce,parceを2回言いなおす。
[645] 男声 悲痛な心からの思いを込めて
[646] 女声 まるで演歌のように泣きを入れて歌う。
[652] 全員 1・2拍目のスタッカート印象的に。
[653] 全員 始めのドミソの和音をしっかり確定させる。
[655-656] 女声 parce,parceを2回言いなおす。
[657-660] 全員 huic_ergoやparce_Deusのフレーズの2拍目の8分音符2つにスタッカートを付ける。
[665] 全員 強いまま切る!!
[677-679] 全員 深い響きで祈る。
[681〜] 全員 mfのdo-na eisを急速にデクレシェンドして、深い響きでrequiemを歌う。うならない。
[690] 全員 ここは [688]のエコー
[701] 全員 このフェルマータが終わったら、ゆっくりと座る。

No4 Sanctus

始まる前に合図で立つ。(予定)
[2] 第1バスの所を第2バスも一緒に歌う。
[4] 第2合唱の男声の所を、第1合唱の男声も歌う。
[9〜] 全員 9小節のソプラノのsanctus,sanctus,sanctus,の部分を模倣して行くパートは、光が飛び交うように軽く歌うが、速く走って、リズムが崩れないように「感謝の気持ち」を込めて軽く華やかに歌う。
[41] 全員 その前の「FF」から急に「p」になるが、スピード感は落とさないように!!
[69-71] ソプラノ以外 アルトの言葉の固まりのリズムで揃える。(2拍目裏から始まるフレーズ)
[79] 第1合唱 Pleninoの入りはビートを消して入り、途中のアクセントを鋭く活かす。
[80][88]のテナー2は、なめらかに遠い所から聞こえるように入る。
これ以降は、第1合唱、第2合唱それぞれが、もっとまとまりをもって響きを作り上げて下さい。

 

No5 Agnus Dei

[14] 全員 このユニゾンは、並びの1列目と3列目だけ歌詞を歌い、2列目と4列目の人はオープンハミング(口を開けているハミング)で歌う。
また、心を一つにして、[14]〜[24の2拍目]までを、ノンブレスで歌っているように、方向性を維持する。
[24の3拍目]の前で、大きくブレスを合わせる。
[41]の3拍目 テナー 刺激的に「シb」を出す。
[68] バス この小節、下向きにクレシェンドする。
[74] 全員 曲終わりで座る。

 

No7 Libera me

[7] 座って祈る。
Libera me,Domine,de morte aeterna,までが大きなフレーズ
in die illa tremenda,までがもう一つの大きなフレーズ
[9] 座っている、もっと息を混ぜて、弱く深く祈る。
quando coeli movendi sunt et terra.とデクレシェンドしてゆく。
[45] 全員 1拍目のジャン!でスッと立つ。
[115-116][119-120][123-124]は松葉マークで、まん中を膨らませる。
[138-140] ソプラノとテナーはdonaはデクレシェンドで下がる、アルトとバスはややクレシェンドする。
[141][142][143]の付点8分音符と16分音符のリズムをはっきりと出す。
[153] 全員 luceatの一音一音にテヌートを付けて「F」を強調する。
[179〜207] 各パート 地声を使い、気取らない力強さを出す。全てにアクセントを付けるように歌う。
アルト→ソプラノ→バス→テナーと受け継がれて行く、主旋律をどのパートも意識すること。
主旋律は抜け出すように力強く歌うこと。
[264][268][272] アルト bera のように4分音符2つをしっかり出す。
[265][269][273] バス 2拍目のアクセントの付いた音をしっかり出す。
[293]の2拍目の「ジャン!」段落の変化!!
[294]から、よりパワーアップ!!
[308]で急に「ppp」
[312] 全パート 「p」だが、テンポ感を活かして、響きが抜けてしまわないように!!
[351]〜[366] この部分 meno mossoしている。
[366]〜a tempo
[381] クレシェンド&rall
[382〜386」にかけて、accelerando
[388]のソプラノソロが入って来る所で弱くして、HiCにかけてmenoで行き、[395]から一気にクライマックスに持って行く。
[401]〜meno
[406] 全体 入りは慎重かつしっかりとコントロールした「ppp」で!!
[420] 最後のliberaは一音ずつ区切って、祈る。

 

<<各部分の練習での注意点>>

9/13の練習にて(全体への注意:19ページ〜や、21ページ〜などの、繰り返し下がって行くフレーズは、緊張感をより強めて行く)

p17、1段目、3小節目…「Dies」の「es」の「s」は次の「i」と付けるように、後に付ける

p22、61小節のテナー「ファ」とp36、254小節「ミ」の違いに注意。

p19、21小節とp62、593小節は「solvet」ですが、同じ音形のp122、65小節は「dies」です。間違えないように。

p125、106小節のsopソロから、全員「フォルテ」で歌って下さい(佐渡監督の指示)。

8/30の練習にて(全体への注意:音程を暗くして下げないように。テナーは音取りをしっかりと!!)

p117、3段目…言葉のアクセントを表現する時に、しゃくるのではなくて、アクセントの音符を伸ばすように。アクセントの位置は「Li」「Do」「mor」「ter」「di」

p118 1段目…同じくアクセントの位置は「quan」「coe」「ven」

p127 2段目137小節のdecresc.は、遠くに消えるように。そして「dona」で願いを込めて。138小節のATBの「dona」はcresc.で。

p1342段目262小節からのアルト、テナー、バスのかけあい、お互いをしっかり感じながら

p139の各パートに有る「4Soli」は、オーディションで選ぶかも・・・

p141のsotto voce、言葉をかみ殺したように出す中にも、音程、響きが無くならないように。

 

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