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9月15日 大阪6クラス-2回目


<<本日のレッスン内容>>

・体操と発声をしました。本日の練習は写真撮影のため20分前に終了しました。
411小節〜431小節…男声合唱の部分。「freudig」喜びに満ちて歌い上げ、「Held」英雄のように、そして「Siegen」勝利に満ちて、格好良く決めて下さい。
<第1部>「8つの変奏曲」を通して歌いました。
284小節〜292小節
313小節〜330小節
411小節〜431小節
543小節〜590小節
漫然と歌うのではなく、心の中からわき出してくる喜びの鼓動を全世界の人々に歌い上げるべく、第4楽章最初の92小節のコントラバスとチェロの主題の提示からはじまった。 「8つの変奏曲」で出来た「第1部」をしっかり歌って、締めくくって下さい。

<第2部>

595小節〜602小節ドドシソ、ララソミ、ファファミド、ララソという、ヘンデルの古い形のコラール風の第2主題を男声のユニゾンで歌い上げる、ここでもベートーヴェンの工夫が読める。596小節の「Millione」の始まりをシンコペーションする事だけで、単純な旋律に変化を持たせているばかりでなく、「Millione」に広がりさえも持たせている。
603小節〜610小節…主旋律がソプラノに移動。全体に広がりが生まれる。この部分で印象的な響きは606小節のアルトの「シ」と607小節でのソプラノの「ド」との半音の響きが有る。それに注意しないといけないのはこの部分のオーケストラは裏拍からのスラーによって、拍のビートが消えて、ビートは合唱に任されているという点です。ビートをしっかりと作って行きましょう。
611小節〜618小節…オーケストラと男声合唱の完璧なユニゾンです。バスは音域がかなり高いので、あまり高すぎると思う人は、無理をしないでテナーに任せてみることも、勇気有る決断です。617小節の「Vater」はがなり立てないで歌って下さい。
619小節〜626小節…先程のユニゾンがハーモニーを伴って現れます。特に622小節からのバス→テナーとアルト→ソプラノへと受け継がれる「muss」をシッカリ強調!!
631小節〜646小節…この部分はハーモニーで造り上げられています。632小節の「nieder」の丸い音による響きは深くもぐり頭を地に押し付けんばかりです。633小節の「millionen」で上に向き上がり、635小節の「Ahnest」の響きは短三和音(ソシ♭レ)ですが、発音を明るくする事によって、創造主があなたの前に現れる予感を感じさせるものになっています。そして「Welt」で全世界に呼びかけ、同じハ長調のドミソの和音で「Such'」をPPで探し求め、Sternenzeltで天の上に創造主を見いだす!!
650小節〜654小節…このラド♯ミソの和音を一緒に歌い出すと単純になってしまうのですが、1小節遅れて男声が歌う事で天の扉の前を覆っている霧のように複雑に響きます。


待って下さっていたので、写真撮影しました。

戻らせて頂きます

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