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私が撮ったstqaff&コーラスに皆さんのロゴ

9月19日 大阪7クラス-2回目

ツーショット
ちょっと汗は少なめ?

<<今年の目標>>
目標:力まないで60%の力で、そして音程をしっかりキープ

(1) 発声練習

冷静に自分の声が聞けるように歌いましょう。だから60%で充分。
45度の角度をもって丁寧に送り出すように声を出していくと音程が正確になります。声の大きさよりも音程の正確さの方が重要です。

(2)母音だけで歌う。

母音だけで歌い継いで行く。母音でビートを出して行く。子音でビートを出そうとするのはいけません。アクセントがあるのは母音の所です。だから子音はその少し前の適切な所から、出発します。これでビートが生まれて行きます。

(3)全員でそれぞれのパート練習をする。

他のパートが何を歌っているのかを知る事は、アンサンブルをして行く上で、とても重要です。

<<本日のレッスン内容>>

・毎年恒例の肩たたきをしました。自己紹介もしました。
・発声練習 45度に飛ばして、mamamama となりのビアガーデン
・今日は第2部の練習をしました。この第2部はわたしも大好きな部分です。
595小節〜602小節ドドシソ、ララソミ、ファファミド、ララソという、ヘンデルの古い形のコラール風の第2主題を男声のユニゾンで歌い上げる、ここでもベートーヴェンの工夫が読める。596小節の「Millione」の始まりをシンコペーションする事だけで、単純な旋律に変化を持たせているばかりでなく、「Millione」に広がりさえも持たせている。
603小節〜610小節…主旋律がソプラノに移動。全体に広がりが生まれる。この部分で印象的な響きは606小節のアルトの「シ」と607小節でのソプラノの「ド」との半音の響きが有る。それに注意しないといけないのはこの部分のオーケストラは裏拍からのスラーによって、拍のビートが消えて、ビートは合唱に任されているという点です。ビートをしっかりと作って行きましょう。
611小節〜618小節…オーケストラと男声合唱の完璧なユニゾンです。バスは音域がかなり高いので、あまり高すぎると思う人は、無理をしないでテナーに任せてみることも、勇気有る決断です。617小節の「Vater」はがなり立てないで歌って下さい。
619小節〜626小節…先程のユニゾンがハーモニーを伴って現れます。特に622小節からのバス→テナーとアルト→ソプラノへと受け継がれる「muss」(ムースの三段活用)私が勝手に命名。をシッカリ強調!!
631小節〜646小節…この部分はハーモニーで造り上げられています。632小節の「nieder」の丸い音による響きは深くもぐり頭を地に押し付けんばかりです。633小節の「millionen」で上に向き上がり、635小節の「Ahnest」の響きは短三和音(ソシ♭レ)ですが、発音を明るくする事によって、創造主があなたの前に現れる予感を感じさせるものになっています。そして「Welt」で全世界に呼びかけ、同じハ長調のドミソの和音で「Such'」をPPで探し求め、Sternenzeltで天の上に創造主を見いだす!!
650小節〜654小節…このラド♯ミソの和音を一緒に歌い出すと単純になってしまうのですが、1小節遅れて男声が歌う事で天の扉の前を覆っている霧のように複雑に響きます。
これで第2部が終わり、次に「2重フーが」を含む第3部になります。

次回のレッスンでする「フーガ」の予習と称して、パート練習をしました。全員でそれぞれのパートを歌いました。最後に立って通して歌ってみました。しっかり歌えていました。

<<お知らせ>>
このクラスの写真撮影は、本日でした。

戻らせて頂きます

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